月影 翔(つきかげ しょう)

母親の突然の死が 主人公の命運を変える。自分は世界を変えるキーなのだ。
ルミカに誘われて次元を踏破し、各世界に散らばったフィルを集めることになる。
しかしフィルを集めるには女性を死に追いやるしかないため次第に翔の心は暗く蝕まれてゆく――
斬撃十次元流という剣のマスタークラスだったが、今はその記憶が失われている。




ルミカ=レム=アーデルハイド

黒死評議会に賞金をかけられたアヴァタール(=翔)を守るため、次元を踏破して翔のもとにきた。アヴァタールのヴァレート(=従者)として翔に身も心も尽くす。
フィルを全てあつめることが次元崩壊を停止させ、この世を救うことになると説く。
翔に忠誠と帰属を誓うが、色々と謎めいた過去を持ち、自分のことを語ろうとしない謎の少女。





村雨 ひかる(むらさめ ひかる)

斬撃十次元流(ざんげきじゅうじげんりゅう)の剣士。
翔がみずからの正体に目覚めると同時に、別の次元から翔のもとへはせ参じた剣士。その剣撃は音速を超え、死徒の銃弾さえもはじき飛ばす。
翔はかつて、ひかるの師であったが、その記憶は失われているため、ひかるが逆に翔に剣術を指南することになる。






トリシュ

はるか数千年先の超未来、たった一人だけ生き残った人類。バイオコンピュータから知識を教えられ、人類の記憶を唯一残す少女。
アレクという猫が唯一の友達。
翔がやってきて初めて他の人類に触れ、自我と感情が芽生えてくる。